研究会の趣旨

マイクロジオデータ研究会とは

マイクロジオデータ研究会」とはミクロスケールの様々な空間データの獲得・普及の可能性について、その知識と技術の共有および産学官の協力体制を構築することを目的として、東京大学空間情報科学センターの内部組織として2011年8月4日に発足した研究会です。

今日、政府・地方自治体、民間企業をはじめとした様々な機関において、多種多様の空間データの収集・加工が実施されています。多くの機関では国や地方自治体が作成した統計データを活用し、都市解析・計画立案等を実施しています。

しかしながら、国勢調査に代表される公的統計データの多くは、調査に要する膨大な作業量と時間およびプライバシー保護等の制約ゆえに、データ収集の更新頻度やデータ加工の集計単位の細かさ等において限界があり、より極め細やかな都市地域計画・解析等への利用において多くの課題を残していると言えます。

そこで住宅地図や電話帳のような空間的精度と網羅性が高い情報のデジタルデータ、携帯電話の基地局情報(モバイル統計)のような加工余地が高いミクロスケールの非集計データ(マイクロジオデータ)の利活用について議論する場として本研究会を設立しました。

具体的には、下記のような課題解決を目指します。

  • マイクロジオデータの獲得と加工の方法

  • マイクロジオデータの具体的な活用シーンの開拓

  • マイクロジオデータによる既存のデータの代替・補完の可能性の模索

  • マイクロジオデータの発信と共有環境の構築

 

そのために「産官学における知識・技術の共有および協力体制の構築」を行う場を設け、各機関の有するシーズ・ニーズを結びつける役割を担っていきます。

また研究会に所属するメンバーが研究会内において実験的なデータ開発・活用を円滑に行える環境を実現するために、東京大学空間情報科学センターの共同研究利用システム(JoRAS)を利用して、データおよび研究成果を共有できる体制を整えていく予定です。

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